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密林生活 junglebooks


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面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。

面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。_e0178150_220262.jpg
昨日はハードな1日でした。
今日も仕事をガンガンしてますが、身体中痛いです。

昨日は朝一番で新宿まで病院で定期検診を受けた後、
プロントでダラダラして、一時半に日本政策金融公庫へ。
旧国民金融公庫で今は色々国家も変わって来ています。
入ったらいきなり相談課で中年の男性が慇懃無礼なダメダメ攻撃を受けていて、かなり緊迫感がありました。

息子に帰ってから話したら7月から金融法が変わったから厳しいそう。
母はマヨネーズの値上がりも高速が安くなったのも息子に教えて貰いました。

私は相談課にも行かずネットで申し込んで書類を送り、
面接だったので沢山資料を持って面接室に通されました。

面接官のKさんは公務員にしておくのが惜しいような長身のイケメン三十代中盤。
二人して深々と頭を下げて面接開始。
既に書類で費用概算、仕事の内容、創業動機、店の自信のある部分など書いてあったので、今日は我が家の財政状況を聞かれる。

素朴な疑問は私の収入の多さと履歴書だそうで、
『何も店なんて開いて危ない橋を渡らなくてもこのままの方がいいのでは?立派な履歴でわざわざやってるんだし。』(イヤミ〜)
と言うことでした。

『お店を開く時期とか原因にご主人は関係していますか?』と鋭い突っ込み。
通帳の提出により傷病手当てを貰っていた事もバレバレである。
別に隠す気もないけどさ。
何事も正直に答えましたよ。
『それはモチロンあります。
これから先は今更、年齢的に雇用も難しいからフリーのデザイナーになるしかないんですから、
フリーだと繁務期と暇期に別れます。ドンドン年取って仕事も減るかもしれない。
そんな時までにホームベースを作って行こうと思いました。
それに占いは当分二足の草鞋で会社も店もやるつもりですけど、
軌道に乗ったり年齢を重ねたら、対面に絞るつもりです。
はっきり言って、電話鑑定と対面鑑定では全然客層も仕事内容も違いますから』
『そうなの?』
占いの話になるとどこでも食いつきが良い。
しばらく雑談。

その後切り込むように
『お金が借りれなかったらどうするつもりだったんですか?』
と言われたので
『まずは貯金で足りる様に節約して、積み立て保険があるのでそこから借りるつもりでした。
主人の生命保険と息子の学資保険です。』
『その方が良くありませんか?返して行く負担とか不安とか感じませんか?』

『それは感じません。お店がすぐ軌道に乗らないにしても、私の占いの収入があるし、
夫もデザインの仕事をする予定です。
それに息子の為に出来れば保険には手はつけたくないと思いました。
最初に無理やり節約して始めると余裕のない店になりますから。
良いものがないと人が来ない人が来ないとお金も回らなくなりますから、貸してください。』
ここで一箱市やみちくさ市のチラシを見せ、販売したスリップの売上推移を見せた。

『素人も出られるイベントで経験してきた事ですけれど勉強して色々考えました。
ネットの販売もしています。
そんな中にこれを主催しているプロの方々やライターの方々がいます。
そういう方々が古本業界を盛り返そうと色々教えて頂いたり協力して頂いたりしています。
モチロン人に頼って何とかして貰うって事じゃなくて、
知識や経験の不足をサポートして下さる方々がいると言うことです。
そういう方々と出会えた事も知り合いが増えた事もお店を始めるきっかけにはなりました。』

『なる程なる程』
結構熱心。
『他に財産は?車とか?』
『車はあるけど古いから』
『他には』
『不動産』
『ああ、そうですね。じゃそれを担保に。』
『160万で担保ぉ?』
『返せば問題ないし金利が安くなりますよ。各段に』
『じゃそれでいいです』
不動産の書類と占い会社の契約書、保険証書をFAXで送る様に言われた。
かなり端折っているが面接一時間半。

何だかKさんとフレンドリーになるが、向こうは言うことは言う。

『正直難しいと思って下さい。』
『えっ!どして?抵当まで入れて?何でぇ?』
『経験不足が大きいです。占いはともかく古本屋ですから』
『じゃ占い上にしたら?』
Kさん爆笑。
『同じです。古本売るんだから』
『えっ駄目なの?私ってかなり駄目?どのくらいの割合が大丈夫?』
Kさん大爆笑〜!
『創業融資は難しいんですよ。入り口で話聞いてたでしょ。
皆さんもっと厳しいです。
言ってる事も内容も矛盾はないんだけどね。
今のところ50:50です。ダメなら返事が早いから安心して下さい。不動産担保だと手続きは遅くなりますよ〜。』
『Kさん!宜しくお願いしますね。貸すように善処してね?』
オバサンなのにカワイコぶってきた。役なし。

終わってから待っていた夫に会ってマシンガンの様に報告。

『ふーん貸してくれるよ。貸さないなら抵当の話までしない。』
不動産のエアコンが壊てるって時にも何とかなると言っていた夫ですが、
世間慣れしてるから割と世間の動きがわかってるからかいつも彼の方が落ち着いている。

『安心してなさい。駄目なら保険下ろせばいいんだし。』

『そーお?じゃ書類送って呑気にしとく』

その後、往来座さんに会って、報告。
心配してくれた上、大工仕事の数々を見せて頂く。
うちの店の周りを見に来てくれたりしてるらしい。通り道だし、工事が入ったからな〜(写真参照)
楽しみにしてくれてるようで嬉しい。
面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。_e0178150_2202629.jpg

面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。_e0178150_2202619.jpg



みんなが興味を持ってくれてるみたいで 偶然、
店を見に来てくれた駄々猫さんとしましまさんに会った。
『ママ〜ママの店見てきた〜旅猫さん行こうとしたらお休みだったからー』
『え〜有り難う!これから行くけど来る?』
『行く行く』
4人で工事中の店を見る。

写真参照。ドアが届き、台所は外されている。
カウンターにする材木も届いている。

『狭くないよ〜可愛いよ!ママ』
『いやまだ何にも入ってないし』
『でも楽しみ〜また来るね』
あっさり帰る二人。
夫は
《古本と占い
JUNGLE BOOKS 8月オープン》という張り紙をしてきた。
面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。_e0178150_2202636.jpg
面接で気落ちして、ゲリラ豪雨で一安心。_e0178150_2202682.jpg


何だかまた1コマ前進んだ感じ。
融資は心配だけど。

それと昨日のゲリラ豪雨のお陰で店に水が入らないことが証明されました。
心配してくれた方々有り難うございました。
by Junglebooks | 2010-07-07 02:20 | 古本屋のできるまで

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